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ブレンドツール使用時の注意点

ブレンドツールを使用する際はご注意ください。
設定によっては出力エラーが発生する場合がございます。

 
詳しくは「Illustratorブレンド使用時の注意点」PDFをご覧ください。

塗り足しについて

ファイル 48-1.jpg
   ↑↑↑クリックして拡大↑↑↑

■裁ち落としが必要な場合は、アートボードの外側の赤線(塗り足し線)まで図形・写真を伸ばしてください。

ラスタライズ効果設定について

フィルタや効果を使用する場合は、「ラスタライズ効果設定」の値を確認してください。

 

確認(設定)方法
(レイアウトを作成する前に行ってください。)

 
■メニューの「効果」→「ドキュメントのラスタライズ効果設定」を開きます。

■解像度を確認してください。印刷に適した値は「高解像度(300ppi)」が一般的ですが「スクリーン(72ppi)」や「標準(150ppi)」でも問題はありません。仕上がりの感じに応じてお好みの解像度の設定を行ってください。
※解像度が高いほどデータ容量が大きくなります。

カラーモードについて

ドキュメントのカラーモードは必ず「CMYK」にしてください。

 

確認(設定)方法
(レイアウトを作成する前に行ってください。)

 
■メニューの「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」→「CMYKカラー」を選択します。

カラーモード

スポットカラーについて

スポットカラー指定されたカラーがありますと、その部分の色が白く抜けてしまうなどの問題が発生する場合がございますのでスポットカラーは使用しないようお願いします。
また、特色印刷の場合もスポットカラーではなくプロセスカラーで作成してください。

 

スポットカラーの確認

 
■スウォッチでスポットカラー(特色)を使用しているか確認します。

↓スウォッチでカラーの右下に白の三角と点がある状態はスポットカラー(特色)です。↓


 
↓スウォッチでカラーの右下に点がない状態がプロセスカラーです。↓


 

スポットカラーをプロセスカラーに変更する手順

 
何もオブジェクトを選択していない状態にしてください。

■スウォッチでスポットカラーの状態になっているカラーをダブルクリックして、スウォッチオプションを表示します。

■カラータイプを「プロセスカラー」に変更し、「グローバル」にチェックを入れてOKを押して下さい。

文字(フォント)はすべてアウトライン化をお願いします。

出力時のトラブルで一番多いのが文字(フォント)関係です。トラブルを未然に防ぐために、すべてのフォントのアウトライン化をお願いします。
アウトライン化したデータを上書き保存してしまうと元に戻せませんのでご注意ください。(アウトライン前(フォントのまま)のデータは必ずとっておくようにしてください。)

 

アウトライン化の手順

 
■オブジェクトおよびレイヤーがロックされていないことを確認します。(ロックされていたら解除します。)
 
■オブジェクトを全て選択します。(Command + A)
 
■Ver5~10の場合 : メニューの「文字」→「アウトライン作成」を選択で完成です。

■CS以降の場合 : メニューの「書式」→「アウトライン作成」を選択で完成です。

オーバープリントは使用しないでください。

「オーバープリント」「透明効果」は違います。「オーバープリント」は「ノセ」をイラストレータで行う設定です。誤って設定しますと出力結果が予期 しない色になる場合がございますので「オーバープリント」は行わないようにお願いします。
「ブラックオーバープリント」(スミノセ)は弊社のRIP処理で自動的に行いますのでアプリケーション側で設定する必要はありません。 (意図的にBk100%をヌキにしたい場合はご相談ください。)

 

オーバープリントの確認と解除方法

 
■「オーバープリント」は「属性」で確認できます。
 
■オブジェクトおよびレイヤーがロックされていないことを確認します(ロックされていたら解除します。)
 
■オブジェクトを全て選択します。(Command + A)
 
■「属性」の「塗りにオーバープリント」と「線にオーバープリント」の両方にチェックが無ければOKです。もしチェックが入っている場合、チェックを外せば「オーバープリント」解除です。


 
 

オーバープリント属性が勝手に設定される問題について

対象バージョン:Illustrator CS CS2 CS3 CS4 CS5

詳細はAdobe TechNote

直線のパスのカラーは必ず「線」で指定してください。

直線のパスが印刷されないというトラブル事例があります。
Illustratorではパスの「塗り」にカラーを指定できますが、このパスの「塗り」にカラーを指定した場合、出力が極細線の扱いになります。極細線は線が細すぎるため、印刷されない場合が考えられます。直線のパスの線のカラーは「塗り」ではなく、必ず「線」で指定するようにお願いいたします。

 

実例

 
■直線のパスを作ります。


 
■「塗り」に色を入れます。


 
■見た目上は線が書けましたが実際は「高さ」が「0 mm」なので極細線の扱いです。


 
■プリンタの出力では線が太く見える場合がございますが、それはプリンタの解像度やプリンタドライバ等によるものです。実際は上記のように極細線ですのでご注意ください。

イラストレータ保存形式について

イラストレータで入稿される場合の保存形式はイラストレータ形式(推奨)またはイラストレータEPS形式でお願いします。

 
イラストレータ形式(.ai)での保存(推奨)


イラストレータ形式(.ai)で保存の場合は、データ容量が軽くなりますが使用している画像・部品がないと処理できませんので入稿もれにご注意ください。
 

保存の手順

 
■メニューの「ファイル」→「別名で保存」を選択します。


 
▶フォーマット :「Adobe illustrator 書類」を選択します。

■保存ボタンを押します。


 
■illustratorオプション

《バージョン》
▶処理中のillustratorのバージョンを選択。
※バージョンダウンは行わないでください。

《オプション》
▶PDF互換ファイルを作成 : チェックをはずしてください。
▶配置した画像を含む : チェックをはずしてください。
▶ICCプロファイルを埋め込む : チェックをはずしてください。
▶圧縮を使用 : どちらでもかまいません。

■OKボタンで保存されます。


 
[ 閉じる ]

イラストレータEPS形式(.eps)での保存


イラストレータEPS形式(.eps)で保存の場合は、データ容量が重くなりますが使用している画像・部品がなくても処理は可能です。
念のために使用している画像・部品データも一緒に入稿してください。

 

保存の手順

 
■メニューの「ファイル」→「別名で保存」を選択します。


 
▶フォーマット :「illustrator EPS(eps)」を選択します。

■保存ボタンを押します。


 
■EPSオプション

《バージョン》
▶処理中のillustratorのバージョンを選択。
※バージョンダウンは行わないでください。

《プレビュー》
▶「TIFF 8-bit(カラー)」を選択してください。

《透明》
▶オーバープリント : 「破棄」を選択してください。
▶プリセット : 「高解像度」を選択してください。

《フォント》
▶他のアプリケーション用にフォントを埋め込む : 念のためにチェックを付けてください。
※フォントはすべてアウトライン化をお願いします。

《オプション》
▶配置した画像を含む : チェックを付けてください。
▶サムネールを作成 : チェックを付けてください。
▶CMYK Postscript を RGB ファイルに含む: チェックをはずしてください。
▶コンパチブルグラデーション&グラデーションメッシュプリント : チェックをはずしてください。
▶Adobe Postscript : 「3」を選択してください。

■OKボタンで保存されます。


 
[ 閉じる ]

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