遊休農地解消へ 麻績の有志がもち麦で商品開発

 麻績村内の遊休農地を活用した農業に取り組む有志グループ「OMIMO(おみも)」が栽培したもち麦を使った商品開発が進んでいる。第1弾として、村内の飲食店や団体がOMIMOと連携し、新たにおやきやスイーツを作った。もち麦をさまざまな形で楽しんでもらうことで知名度アップと生産量拡大を目指し、中山間地で大きな課題になっている遊休農地の解消につなげていく。

 温泉宿泊施設・シェーンガルテンおみ、おやきの会、コミュニティカフェむろの木などが協力している。精麦したもち麦粉をOMIMOが提供し、シェーンガルテンおみではパンケーキを作った。もち麦を100%使い、もちもちした食感が特徴だ。小ぶりなパンケーキにバニラアイスやあんこなど3種の付け合わせが添えられ、レストランで税込み400円で提供している。
 おやきは、おやきの会の女性たちが手作りした。もち麦の配合を変えながら試作し、もち麦の割合が50%と100%の2種の試作品を作った。シェーンガルテンでの販売を検討している。もち麦を使った商品の試作を村内でいち早く進めてきたコミュニティカフェむろの木は、もち麦を焙煎したもち麦茶を提供し店舗で販売もしている。香ばしい風味が人気だという。
 OMIMOは2年ほど前にもち麦の栽培を始め、年々栽培面積を拡大している。久保田芳永代表は「健康食材として注目されているもち麦。地元で味わえる場所が増えれば、知名度も上がると思う。遊休農地解消に向け栽培仲間も増やしていきたい」と話している。
 シェーンガルテンのパンケーキは数量が限られているため、予約が必要。予約・問い合わせはシェーンガルテンおみ(電話0263・67・2800)へ。